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一日の余裕は、本当に余裕なのか

ビジネスでは色々な締め切りがあります。

誰しも締め切りギリギリは避けたいと思うものですが、様々な理由でいつも綱渡りとなってしまうことがあるものです。

今回は、私の体験としてギリギリで危なかった例を紹介したいと思います。

 

目次

補助金、支援金給付申請の例

 

最近の例になりますが、コロナ禍で様々な補助金や給付金が紹介されています。

これらの申請で複数回あったことですが、期日が迫ると回線がパンクします。

また、質問電話は全く繋がらなくなり、申請に不備が生じる可能性が高くなります。

 

昨日、提出済みの持続化補助金の申請にあたり、事務局から

「提出してもらった資料が、システムの不具合で確認することが出来ません。

再度提出してもらえませんか」という連絡がきました。

 

上記の例では、事務局のシステム不具合のため、

今から再提出しても期限内に提出されたものとして扱ってもらえますが、

もしそうでない場合だと申請が取り消しになり、全て無かったものとなってしまいます。

 

社内での書類作成の例

 

外部に提出するような重要な書類を作成し、上司にチェックしてもらうことがあります。

税理士業で言うと決算の「確定申告書」がそれに当たりますね。

 

こういった重要書類の作成は、1週間程度余裕を持っておかないと取り返しがつきません。

例えば、上司はすぐにチェックできるとは限りませんし、

チェックを返してもらった後の手直しの時間を考慮しておかなければいけません。

 

また、プレゼンなどで完璧主義な方に多くある例ですが、完璧を目指すが故に自分で仕事を抱え込み、

ギリギリで作り上げたものが目指すものとズレて、修正が効かなくなるケースです。

 

これらを防ぐには、取り掛かるときに一旦上司と今後の方向性や内容の大まかな確認をすると良いでしょう。

 

まとめ

 

郵送物が届かない、いきなりインターネットに繋がらなくなったなど、思いがけないことが実はよく起きています。

反対に、「とにかく早い」ということが事業の優位性を発揮できるチャンスでもあります。

素早さを味方に代えてみてはいかがでしょうか。

 

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横浜トライ会計事務所 税理士 鈴木正宏

 

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