営業電話 成約に一歩でも繋げるために
税理士に登録し、事務所のホームページを作成すると、少なからず営業の電話はかかってきます。
業務上、電話番号を公開する必要があるため、全て対応することになりますが、
どうせなら最近の営業電話から、営業技術を学んでやろうという気持ちで話を聞いています。
これまで十数件の営業電話受けた感想や、良かったこと、
わが身を振りかえって改善が必要なことをご紹介していきます。
目次
営業電話での良い印象
正直言って、とても良い印象だったというものはありませんでした。
今は、書籍でもネット上でも「営業の極意」のような情報が氾濫しており、
‘それらを駆使していったいどんな営業トークで電話をかけてくるのだろう’ と、
内心ワクワクしながら電話を取っていたのですが、
期待外れに終わってしまい少し残念です。
少しでも良かったという点を探してみると、こちらの情報をある程度に把握したうえで
電話をかけてきている時には、話しがかみ合わないことが無いの楽でした。
営業電話で気を付けること
冒頭での礼儀
当たり前のことですが、営業電話は相手の状況が分からず突然電話をし、
売り手側の商品やサービスに興味を持ってもらうようセールスをします。
それにもかかわらず冒頭に「今、お電話大丈夫ですか」など、相手が話せる状況か
確認しない営業が多いのは、「意図的なのか?」と思うくらい多かったですね。
確かに、いきなり「〇〇の営業電話です。お時間ありますか」と言えば、
大抵は話を聞いてもらえないでしょう。
とは言っても、最終的なゴールは成約にあるのですから、営業マンの印象を悪くしては意味ないです。
留守電に入れない
営業電話の90%は、こちらの留守電にメッセージを残しません。
おそらく営業だと分かってしまったら、折り返しの連絡が来ないからでしょう。
それに、一日に何十件、何百件と営業電話をかけている担当者であれば、
留守電にメッセージを残している時間は無いのが本音だと推察します。
それでも、何件も着信履歴だけ残っていると、あまり良い印象は持ちませんでした。
そんなに用事があるのなら「ダメもとでも留守電に用件入れてみたら」と思いました。
まとめ
営業電話の印象は、営業を受ける方の状況によって大きく変わります。
そのため、一概にこれが正解と言えないところがありますが、可能性を上げることは出来ますよね。
私の場合は、独立開業、税理士、横浜、という情報を基に営業電話をされているのだと思います。
少し見方を変えて、
税理士の登録者数は毎年700名程増えていますが、このうち独立する人数はどれ位かは不明です。
多く見積もって半分が独立したとしたら350名が営業先になりますね。
しかしながら、これは全国の数字ですから、実際に連絡できる先はもっと少なくなると思います。
https://www.nichizeiren.or.jp/cpta/about/enrollment/
税理士登録者数推移 日本税理士会連合会HPより
何が言いたいかというと、営業先が限られた人数しかいないなら、
出来る限りの準備をして成約の可能性を上げて電話をかけるのが良いのでは、と感じました。
少し話は逸れますが、昨日、一時支援金の登録確認機関をお探しの個人事業主の方から電話がありましたが、
弊事務所のホームページを確認して、どんな事務所か理解頂いてからご連絡下さいました。
まるで印象が違いましたよ。
今日のトライについて
横浜トライ会計事務所 税理士 鈴木 正宏