販路拡大の対策 所属団体編
新たに事業を起こしたときに、既に顧客が付いているか否かで、その後の営業活動が大きく変わります。
飲食店など、開業したことがお客様に分かる業種であれば違いますが、
会計事務所のように事業者様相手の業種では、事務所を構えただけでは全く認知はされません。
この営業戦略は、最初に一番頭を悩ませるところですね。
ここでは、自分の想いや、税理士という特性からの販路拡大について、私の取り組みを紹介したいと思います。
どれも今取り組み中のことですので、その成果については検証してまた紹介していきます。
<横浜トライ会計事務所が貢献できる場所>
まず、自分の事務所のサービス内容、長所、貢献できるところを洗い出しました。
言い方を変えると、どんな方が自分のお客様になるか、を考えターゲットを明確にしていきました。
横浜トライ会計事務所は、身近な中小の個人・法人の事業者へのサービスを得意とし、看板を掲げています。
特に開業間もない事業者や、従業員が20名以下で、会計や税務のフォローを必要としているところに
大きなメリットを感じてもらえると考えています。
そのことから、地元の中小の事業者の方に自分を知ってもらうことが販路拡大の大きなポイントとなりました。
<税理士としての役割>
税理士は公務員ではありませんが、国家資格者として、納税者の納税を助けるという公的な役割があります。
そのために、税務相談や税務申告は独占業務として認められています。
皆さんの中でも、お住いの市区町村や所属の商工会議所の無料相談をしたことがある方もいらっしゃると思います。
このように、税理士を必要としている方は少なからずいらっしゃいます。
一方で、街中で税理士が営業のビラ配りをしたらどう思いますか。
私なら「この税理士事務所の経営が危ないのかな?」と疑ってしまいます。
つまり税理士は、この人に相談したら安心(信頼できる)という印象や実績がものをいう仕事です。
<事業者と税理士との繋がり>
税理士が事業者の方と一番よく繋がる方法はご存じでしょうか。
今はインターネットが行きわたり、SNSでの繋がりも多くありますが、まだ「紹介」が一番多いと思います。
紹介を受けるためには日々信頼を積み重ねた仕事をしていくことが肝心なのは言うまでもありません。
ここでは、紹介の話ではなく、表題の通り「所属団体」での繋がりについて私が取り組んでいることをお伝えしていきます。
1.青色申告会
2.法人会
3.商工会議所
上の3つの団体について、聞いたことがあるもしくは既に所属しているところがあるという事業者の方が多くいると思います。
それぞれに、加入している事業者の特徴や規模は違いますが、共通しているのが、
◎団体の利益追求ではなく事業者の支援を目的としている
◎地域によって団体が分かれている
◎税理士として貢献できる
と、私の目的やターゲットと根本的なところで一致しています。
<まとめ 懸念事項を含む>
今後、ご紹介した3つの団体での活動をしていくことを考えています。
ただ懸念事項として、無料相談もしくは、著しく安価な仕事しか発生しないのではないか、がありますね。
この辺りは、先輩の先生に教えて頂き、実際にやってみるしか分からないところです。
このブログを読んでいる方もそこが一番気になるところでしょうから、今後また紹介したいと思います。
まずは行動あるのみで、利益が薄くても、信頼を積み上げていくことが最大のメリットしてやっていきたいと思います。
※過去参考ブログ 今日のトライについて