７月２２日より開始されるGo To Travelキャンペーン。
うたい文句は、旅行代金の半額を補助し、一人あたり一泊最大20,000円得します！
というもの。これだけみると凄くお得なキャンペーンのように聞こえるけれど、気を付けて使わないと、お得にならないことがあるので、内容を簡単にお伝えしていきたいと思います。

Go To Travelキャンペーンの基本情報

どんどん制約が出てきて使いにくくなっている印象のあるGo To Travelキャンペーンですが、まずは基本ルールを押さえておきましょう。
注意点を補足していきます。

１．旅行代金の35%と15％の合わせて半額が補助されます

　旅行代金が割引されるのは全体の３５％です。＝直接的な補助分

　残りの１５％は、旅行先で使える地域共通クーポンです。＝間接的な補助
　※クーポンは10月１日以降に配布されますが、旅行先で使うことがルールです。

2. 一人一泊あたり２万円が上限（日帰りは１万円）。
　連泊が可能で利用の制限もありません

　旅行先は近場でもOK！　団体旅行も利用可となっています。
回数制限もないため、これらの点は使いやすいですね。

　但し、旅行会社などを経由して予約していかないと最大限の補助は受けられません。
　例えば、自分で直接宿泊先を予約した場合には、宿泊分のみ補助の対象となり、そこ
　までの交通費（電車、飛行機代など）は割引の対象にはなりません。

　2020年９月末までは東京都に居住する方や、東京都を目的とした旅行は対象外となっています！
　東京都民以外が羽田空港などを利用し、東京都外へ旅行するのは認められています。

迷走しそうな制度

　新型コロナウィルスで大打撃を受けている観光業。それを救済するという趣旨は分かりますが、コロナが収まるどころか第２波の広がりをみせていることから、使い勝手が良くない状況になっています。

クーポンが１０月発行というのは、制度に準備が整っていない様子がうかがえます。また、当初は東京都や東京都民を割引の対象外にするなど、これからも制度の改変がありそうです。

ただし、元々旅行を計画していた人にとっては、この制度は何度でも利用できるためお勧めです！

お得度は高く、予算に上限があるため、コロナが少し終息してくれば一気に利用者が増え、予算上限までいきそうな制度ではあります。
皆さまも有効にご活用ください。

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