数字をみるのが苦手な経営者が最初にやるべきこと
事業を経営していくのに、数字(会計)を知っていないといけないのか。
答えはYESでありNOでもあります。
私が思うには、将来的には社長に経営の数字を理解していってもらいたいと思っています。
売上や仕入れ、経費のバランスや、どれだけ設備や広告、教育に投資していけるのかは、経営の数字を知っているのといないのでは大きく差が出てくるからです。
一方で、経営者が会計のスペシャリストになる必要はないとも考えます。
特に中小企業であれば、経営者に求められるのは営業力や行動力、牽引力です。
数字や会計のことは信頼できる者を活用すれば良いのです。
目次
技術はあるが数字に疎い経営者はこれを見ろ!
貸借対照表とか損益計算書とか言われても、サッパリ分からない。
利益率や流動比率、損益分岐点とか、知っていると意味ありそうな数字は沢山ありますが、そういうのが苦手な経営者の方は、最初は通帳の残高を見てください!
一カ月増えたり減ったりしていますが、前月末と比べると今月末の残高は増えていますか。
増えていれば○。減っていれば✖です。
そんな単純で良いの? 思うことでしょう。
良いんです!
預金が増えれば事業が発展していきます。つぶれることもありません。
それが一番大事なんです。
残高管理を毎月続けていれば、どうして増えたか、どうして減ったかを自然と分かってきます。
売上金の回収のタイミング、月のどの辺でまとまって資金が減っていくかなど、事業の特徴を預金残高で把握できるようになってきます。
数字に興味が湧いてきたら
事業のお金の流れが分かってきたら、会計に詳しい人にもう少し詳しいお金の流れを聞いてみてください。
営業活動でどれだけお金を生み出せているのか。単純に借り入れでしのいでいるだけなのかなど、お金の性格(色分け)が見えてきます。
お金の流れを把握すること、色分けをすることは、例えるならば、海に出た時に羅針盤を持っているようなものです。
あなたの事業が目標に向かって正しく進んでいるのか、今いる位置はどの辺かを、数字で表してくれます。もちろん事業が危機に陥ってきたら数字が先に教えてくれます。
このブログでも事業に役立つ情報を紹介していきます。
まずは分からなくても読んでみてください。きっと興味をそそる記事があるはずです。
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