なぜかお金がたまらない人 身近な罠
クレジットカードを使っていると、よく「リボ払いに変えると○○○○円プレゼント」というメッセージをもらうことがあります。
私自身リボ払いを使ったことがなく、それほど高額な買い物もしないので不要だと気にしていなかったのですが、調べてみると大きな罠が潜んでいました。
目次
リボ払いのメリット
まずリボ払いとは、簡単に説明すると、クレジットカードでショッピングやキャッシングをしたときに、毎月一定額で支払う決済(返済)方法のことです。
例えば、何十万円という買い物をしても、毎月1万円を金利と一緒に支払っていきます。その翌月新たに買い物をしても支払う元金は1万円のままです。いわゆる元金定額の分割払いですね。
このようにリボ払いのメリットは、その月の支払金額を低く抑えれらる(コントロールできる)ということです。特に、どうしても欲しいものはあるけど手元にお金がない場合に有効です。
リボ払いは悪魔のささやき!?
冒頭で書きましたが、クレジット会社はなぜあなたにリボ払いを勧めるのでしょうか。
しかも、現金還元やポイント優遇までつけて。
それはクレジット会社が儲かることに他なりません。リボ払いの性質を分かって使っているなら問題はありませんが、その落とし穴を知らずに毎月リボ払いを使っている方は要注意です。
それでは、リボ払いの罠を3つご紹介します。
1.簡単にできる
2.どれだけ残債があるか忘れやすい
3.金利が高い
どれも人間の性質をついた巧妙な罠です。
リボ払いをしている人で、その返済予定や金利を把握している人はほとんどいないのではないでしょうか。というのは、リボ払いは癖になりやすく、支払いを終える前にまたショッピングやキャッシングを使ってしまいがちだからです。
例えば、100万円分購入し金利が15%の場合、年15万円は利息の支払いになりますので、月2万円程度の返済では元金がほどんど減りません。
この例は特殊だと思われる方もいそうですが、少額の買い物でリボ払いに慣れてしまうと、いつの間にか100万円まで債務が増えていたというケースはよくあります。
まとめ
お金と上手に付き合っていくなら、リボ払いはどうしてもという時だけにしましょう。
今リボ払いにしている人は、新規のリボ払いを思い切って断ち切ってください。
もちろん最初はしんどいと思います。でも今のまま続けていくと、もっとしんどい状況がずっと続いていきます。トータルで収入・支出や生活を見直して、なんとかリボ払いから脱出できれば、生活が随分と楽になりますし、精神的にも余裕が出てきます。
将来のため一歩進んでみてはいかがでしょうか。
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