種をまき続ける
新規事業を立ち上げる時には、経営者は「これなら売れる」という自慢の商品を作っています。
しかしながら、実際はその商品は売れずに、思ってもみなかった商品が売れるということが多々あります。
私の顧問先の実体験として、
個人向けに販売するために作った商品が、実は大きな企業向けに需要があった、ということがありました。
結局は、商品が売れるかどうかはお客様が決めます。
それでは売り手側は、どうしたら良いかを考えてみたいと思います。
目次
<売れる商品を作るために必要なこと>
結論から申しまして、一つの商品にこだわらずに、付随商品やグレードアップした商品などを作り、
売れるか常にテストしていくことが重要です。
つまり、売上になる「種をまき続ける」のです。
この種まきは、新規商品や新規開拓にこだわらずに、同じお客様でテストしても良いです。
どこまで購入してくれるか、どういう反応を示すか、断られた理由などを集計して
さらなる商品開発に進んでいくことをお勧めします。
<起業したときに陥りやすい罠>
起業したての時は、自分の商品に自信があるため、それ以外のことが見えなくなる傾向があります。
また、たとえ商品が良くても、それがお客様に伝わっていなければ購入してくれません。
謙虚さを忘れずに、どんどんチャレンジしていきましょう!
補足として、ご自身が良く使う商品やサービスを思い出してみてください。
なぜ、あなたはそれを使っているのですか。
それは、他の商品とどんな違いがあるのですか。
上記のような問いの回答を、自社の商品に当てはめてみましょう。
突き詰めていくと見えてくるものがあります。
参考資料 ものづくり補助金HPより
https://portal.monodukuri-hojo.jp/
横浜トライ会計事務所 税理士 鈴木正宏