家賃支援給付金を申請してみた
家賃支援給付金の申請をしようと、賃貸契約書や通帳などの資料を集めている方は多くいらっしゃることと思います。
私も日常的にクライアントからの給付金の質問や資料集めなどを行っており、最近のメインの仕事になっているようにも感じられるほどです。
目次
申請準備の実感
認識が甘かったです!
最初は、持続化給付金の申請と手間は同じくらいだろうと考えていました。
どこが大変かと言うと、内容が難しいというより、確認事項や必要資料が沢山あり、手間がかかるということです。
例えば、家賃給付金を申請する家賃が、本社、支店、社宅、駐車場など多数あると、そのすべての契約書を取り寄せて、貸主借主の名義、契約期間、金額、物件内容、自動更新、転貸などの情報を確認する必要があります。
そして不備や不足があった場合には、別紙の証明書を作り、貸主と借主の両方から署名を取らなければなりません。
賃貸契約書は自動更新しているものが多く、そもそも賃貸借契約書を作成していな
いというケースもあります。その一つ一つの書類を整備したのちに申請することになるのですが、契約書には該当箇所に丸印を付けるなど見やすくしないといけません。
ようやく契約書の用意が出来ても、申請画面で、貸主情報、借主情報、物件情報、仲介会社情報を全部入力することになります。
一難去ってまた一難とは、このことでしょうか。
どこかでミスすれば不備・不足を指摘されて、再度申請しないといけません。
申請を終えて
家賃の2/3が6ヶ月分入金されるのですから、このくらいの手間は当然と言えば当然です。
但し、会計事務所で担当クライアント皆さまの書類を整備するには、かなり時間を要します。
あるクライアントは申請対象の賃貸契約が結構ありましたので、クライアントと協力して資料集めをしましたが、一日がかりでは終わりませんでした。
とにもかくにも、何十枚となった契約書の控えや資料の跡をみて、やり直しにならないように願うばかりです。
参考までに、申請は代理人申請を認めておらず、原則本人のみです。無償で身近な人や日常から手続きを相談している人に支援してもらうのは認められています。(会計事務所の支援はこれに該当します)
有償は行政書士だけですのでご注意ください。